通院3日目。 [医療系]

通院3日目。今日は、大学病院です。
残念ながら、朝起きた時には眩暈が出ていた。
昨日、ラクテックとメイロン静注したのに…(泣)

特急に乗って、暫く寝ていた。
いつの間にか、頭が上を向いて反り返った状態になっていた。
痛いと思いながら、頭を正面に下ろすと眩暈が収まっていた。
あぁ、良かったと心底ホッとした。


麻酔科では、担当の先生がいないので初めての女医さん。
女の麻酔科医なんて、カッコイイですね。
体調について聞かれました。
眩暈が酷かった事、点滴打ってもらった事を話した。

先生
「薬の副作用では無さそうですね。
エーラスで体調崩しやすい事に加え、気圧と疲労が重なったのではないでしょうか?」との事。

実習は、どんな事をやっていたのか聞かれました。
経食の話になり、盛り上がった。
(微物や血液も好きなんですけどね。(笑))

隣にS先生が居たので、少し話した。
いつもニヤリとしているS先生。外来とオペ室では麻酔科医も表情が違うらしい。
どんな表情になるのか気になる所。

S先生
「痛みの具合はどう?」


「実習中は痛みが強くなって、途中でロピオン打ちながらだましだましやっていました。」

S先生
「やっぱり動いているとなると、痛みが強くなるから大変だよね…薬は過量投与になっていないか心配なんだけど…えっと、変えたの頓服だけだっけ?」


「そうですね。」

S先生はカルテを眺めながら、女医さんと少し話していた。
どうやら、これで様子を見ようとの事。
実習が終わって痛みが落ち着いているのなら、ベースも増やさなくても良いだろうとの事。

S先生
「じゃあ、お大事に。」

またしても、ニヤリなS先生。
面白い先生で、結構好きです。
S先生、実習先だった病院の技師長さんに似ているかな?(色んな意味で(苦笑))

整形外科は、久しぶりのT先生。
実習がちゃんと出来るのか、ずっと心配だったらしいです。(ありがたい事ですね。)
でも、私の顔を見て安心したのか目を細めて笑っていた。

T先生
「これで山場は越えたかな?あとは、試験でしょ?
ここは、頑張らないとね。」


「あははは…(苦笑)」

実習の後は、勉強まみれの日々。
実習も結構大変だったけど、こっちも辛いわ~!
(>_<)

通院2日目。 [医療系]

通院2日目。装具外来です。
新しい膝の装具を受け取りました。
今度の膝の装具は、上下にベルトが付いています。
着けた感じは、前の装具より良いです。
紹介して下さったAさん、有り難うございます。
(^_^)


装具で病院に来たのは良いけど、体調悪い…またしても嘔吐。
眩暈が収まったのに、嘔吐が収まらない。。
急遽、内科に受診した。
昨日とは違いますが、女の先生でした。

先生
「何か、顔色悪いですね。いつもこんな感じですか?」


「元が白いので、いつもこんな感じかなと思っていたんですけど…」

実習先の技師さんと言い、M先生と言い、今日の先生と言い…
そんなに、私の顔色は悪いでしょうか?
あんまり見ない人だと、まぁこんなもんか?で済ませるんだろう。
注意深く見てくれている証拠だと言う事にしておきましょう。
(^_^;)

先生
「水分摂れていますか?」


「あの、循環器から出されているメインテートと昨日の眩暈の薬は何とか飲みますが、それ以外のロキソニンとかは飲めません。
水分摂っても吐いてしまうので…」

先生
「昨日の先生、点滴打たなかったんだよね…腕見せて下さい。」

先生は、私の手や腕を見て触ったりしながら脱水の状況を確かめた。
聴診、血圧測って採血と点滴のオーダーを出す。
血圧は98/70でした。いつもより結構低い。
でも、90台ならまだ大丈夫か…

左手の甲に針を留置。看護師さんは渋い顔。
採血して、ラクテックに繋ぐ。
点滴流し始めてから10分経った頃、眩暈がしてきた。
でも、外来のベッドは埋まっている。
段々具合悪くなり、嫌な感じの汗が流れ始める。
30分経った頃、看護師さんが「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれた。
体調が悪くなってきた事を伝えると、「白石さん、顔色が悪いのですね。すぐにベッド用意します。」と看護師さんがベッドを用意してくれました。
検査結果が出たらしく、先生が急いでやって来ました。
先生は、元々高いCRPが上がっていないか心配だったらしいです。
でも、0.5mg/dlなので大丈夫です。寧ろ随分下がったなぁ。
白血球も1万切っています。
でも、相変わらずMONO少ないなぁ…
あと、電解質は何とか許容範囲。
眩暈は、点滴か飲み薬かになるとの事。
ナウゼリンやプリンペランの内服や座薬でもアウトだったのに、飲めとか無理でしょ!と思いました。
先生も「眩暈と吐き気止めないと飲めないですよね…じゃあ、ラクテックに追加しますね。」と追加のオーダーを出してくれた。

何を入れるのだろうか?と見ていたら、デカイ注射器に1本入った何かをラクテックに入れた。
ラクテックに何かラベルも貼った。
何を入れたのかスゴく気になったけど、眩暈で体を起こせないので見るのを諦めた。

うとうとしていた頃、慌ただしくDrが入ってきた。
随分前に、診てもらった事のある内科医だった。
どうやら、緊急輸血が必要な患者さんが居るらしい。
看護師とDrが声でデータのやりとりをしている。
ベッドに横になりながら聞いている私の心境は…何とも複雑です。。

通院1日目。 [医療系]

今日から3日間、通院です。
1日目の今日、循環器と地元の主治医の診察。

しかし…
朝起きた時からかなり体調悪い。
眩暈と吐き気が酷い。
フラフラするし、何度も嘔吐。
あまりの体調の悪さに、循環器の診察時間近くまで寝ていました。
タクシーに乗ると、めまいの酷いこと…(泣)

着いてから心電図検査。
心電図が終わってから15分で呼ばれました。早いです。
ニコニコ顔のM先生。相変わらず優しそうです。

M先生
「こんにちは。体調はいかがですか?」


「今日は、ダメです。めまいと吐き気と嘔吐にやられてます。。」

M先生
「あぁ、何か顔色悪いね。蒼冷めた感じの顔色だよね。血圧測ろうか。」
M先生がマンシェット巻いて、険しい顔つきで測る。
でも、120/75だったので問題なし。

M先生
「顔色悪いし、メインテートの量が多かったかな?と思ったけど、レート60で血圧もこれ位なら大丈夫かな…
今日の白石さんの体調の悪さは、循環器以外の部分だと思います。」


「ここ最近、体調あまり良くなかったのですが、ここまで酷い体調の崩し方はしていないです。」

M先生
「そうかぁ…ちょっと心配だね。
実習は、どうですか?ちゃんと行けてる?」


「お陰さまで、金曜日で臨地実習が終わりました。」

M先生
「あっ、そうなんだ。よく頑張ったね。お疲れ様でした。(^_^)」


「ありがとうございます。(^^)」
循環器に通い始めて約1ヶ月経ちましたが、循環器がM先生で良かった。
この病院で色々とあったから、実習を左右する循環器を任せて本当に大丈夫なのかと思ったけど、M先生の人柄のお陰で私も心穏やかに受診する事が出来る。
頻脈であたふたしていた私に「確かに頻脈ってしんどいよね。でもね、これ位なら大丈夫だよ、安心して。」と言ってくれたDrもM先生だった。

M先生
「メインテートがこの量で維持出来そうなら、このまま様子を見ましょう。
因みに、今までの心電図なんだけど…」
と言って、今まで救急外来と循環器で記録した波形を見させてもらった。
救急外来で録ったものは、頻脈の発作が起きているのでレートが大体130と速い。(ワソラン飲んでもあまり変わらない)
循環器に初めて受診した時は、レートが100超えていた。
メインテート服用し始めてから、徐々にレートも下がり始めた。
因みに今日のレートは、60。
今までの波形に加え、メインテートが効いているとなると、やっぱり自律神経の調節が上手くいっていないらしい。。

話が終わり、次回の予約を入れた。
夕方に地元の主治医の診察があるけど、その前に総合内科を受診しても良いか聞いてみたら、「顔色からして体調悪そうだもんね。行ってみた方が良いかもしれませんね。」と返ってきた。

行ってみたら、内科は混んでいた。
循環器に受診してから数分しか経っていないと言うのに、血圧測ってとの指示。
測ってみたら、100/71…アレ?下がってる。

内科の担当は、女の先生でした。
先生は心配して、緊急に頭部のMRIをオーダーした。
待っている間、吐き気が酷くなり嘔吐。。
頭部の撮影結果は、問題なし。
「薬で様子を見て下さい。」と言われ、薬を出されて土曜日に内科行く羽目に…orz
水分すら取れない私に、薬は過酷だ…
眩暈は仕方無いにしても、プリンペランの静注だけはお願いしたかったな。。

主治医の診察。
痛み止めの処方方法が変わったせいなのか、前みたいにあれこれ言われない。
傍らに母親が居るからか?
診察期間を2ヶ月に1度のペースにしてもらう。

明日は、装具外来です。

振り返ってみれば… [想い、思う事]

臨地実習が終わりました。
長いと思ったけど、振り返ればあっという間でした。
右も左も分からず、早く慣れようと努力してきました。
やっと慣れたと思ったら、部門が変わるし大変でした。

でも、クラスの中でも私は病院に恵まれているのかもしれません。
技師さんは基本的に良い人達です。
卒業生の技師さんもいたので心強いです。

体調崩しても、「帰れるうちに帰って、病院行くか休んで下さい」と言うのが、お約束でした。
更に「行き帰りの怪我や事故が心配だ」と言われました。
残念ながら何回か、脱臼しました。
疲れてフラフラになって、駅のベンチで潰れた事もありました。

今だから言えますが、痛みとかで目が覚めて、殆んど寝ないまま実習に行った事も一度や二度ではありません。
一昨年辺りから、8月の後半になると激痛が走ります。
今までは下肢がメインでしたが、今年は背中や首が痛いです。
だからでしょうか、何か体調が今一つ良くないんです。
やっぱり、胸椎や腰椎のMRIも撮るべきか…


実習先の技師さん方の支えがあったから、実習を最後までやる事が出来たと思う。
技師の皆さん、本当にありがとうございました。


白石 侑奈

残りの1日 [日常]

実習も早いもので残り1日となりました。
素敵な技師さん方に支えられて、私はここまで実習を行う事が出来た。
この病院で実習が行う事が出来て本当に良かったと思う。
人間関係を上手くやるにはどうすれば良いか?
自分の立場での振る舞い方とか、なかなか普通では学べない事を学びました。

色んな意味で社会は厳しくて冷たいと、泣いた事もありました。
病気と障害を抱える私がコメになる事は、悪い事なのか?
自問自答の日々。
でも、夢や希望を捨てざるを得なかった過去があるから、今の分野を諦める事だけはしたくなかった。
私は弱い人間だけど、歯を食いしばってここまで何とか来れた。

立派な実習生とは言えないけど、こんな身体で最後までやり抜いた事を技師さん達は褒めてくれました。(まだ1日あるけどね)
本当は、腰が痛いし体調悪くなってくるし、でも早退したくないから意地で我慢した。

最近、また脚の脱力感が出てきてます。
今日も顕微鏡覗きながら、感覚が変だと思って立とうとしたら、腿から下の踏ん張りが利かない。
“動かせるのに、立てない”
MRIで異常無いのに、この症状は何?
今日は、短時間だったから良いけど、模擬試験終わった後の映画鑑賞後は、酷かった。
左脚グラグラ揺れて立てない…
近くにベンチがあったから良いけど、あのままだったら地面に座るしかない。
座れる場所があった事がありがたい事です。

エーラス以外の病気は、出来ればご遠慮願いたい。
本当に、容量溢れてしまいます。一杯一杯です。
でも、確実に何かあるよね…きっと。
実習終わって、一気に来るとか止めてね。本当に。
私の身体、あともう半年ばかり頑張って下さい。お願い。
(>人<)

あと残りの1日、自分の出来る事をやろうと思います。

模擬試験ですが… [日常]

今日は、模擬試験でした。
多分、5割も行かないかな…
試験なのに、痛みとかで疲れて眠ってしまった。
後半、追い込まれて急いで解答しました。
今回の試験は、“自分に現実を突き付ける為の試験”だと考えています。
大学病院に行く時や、家に帰ってから開く問題集が頭に入っているとは思えないけど、一応地味にやっています。
でも、うん…それなりだよきっと。
採点するの止めようかな?
(-_-;)


24時間テレビのドラマ
度重なる悪性腫瘍に襲われる男性の話。
今現在も闘病の最中。
縦隔に出来た腫瘍に加え、AML。
実習先でもやってます。マルク。
見学してます。実習生として。
痛がる患者さんには、ビクビクしてしまいます。
「そんなに痛いかな~?」と技師さんやDrは言うけれど、痛いんだよ、きっと。
私はマルクの経験無いから分からないけど、あの太い針で骨を突いて…
これ以上言うと生々しいので、STOPで。
考えただけで痛そう…
当たり前ですが、皮膚や筋肉はキシロカインで麻酔します。
友人方は、「痛い」と言っていました。

病気は違えど、闘っている人は必ずいる。
エーラス・ダンロス症候群は治せないけど、私も何とか闘っている。
本当は、共に歩む気持ちでいたかったけど、私の中のエーラスは結構暴れています。
暴れ馬を押さえる様な気分になります。

痛みに耐える事が、私の闘い。
病気が治らない以上は、一生痛みと付き合わなければなりません。
見えないトンネルの中を彷徨う気分です。
慢性疼痛は辛いです。
薬も効かない強い痛みが来てしまったら、耐える事が出来なくなる事だってあります。
歯を食いしばって、痛みに耐えて疲れて沈んで…
卑屈になっている私に技師さんは言った。
『どんな小さな事でも良いから、幸せを見いだしてほしい。』

うーん…
今年~来年は、難しいかな。
勉強しなきゃいけない訳だし。
と言って、今日ポケモンの映画観て来ました。
レシラムももらいました。
ホワイトなので、既にゼクロムは持っています。
私は、ルカリオとレシラムが好きです。

レシラムの声、聴き憶えがあると思ったら、谷原章介だった!
やっぱり谷原さんの声、カッコイイ!
ゼクロムは、高橋英樹。
迫力があって良いですよ!
ルカリオとレシラムのコラボも良いかも知れません。
描きたいな~

MRI撮影 [医療系]

大学病院に行って来ました。
頚椎&頚髄のMRI撮影をして、神経内科の受診。

救急外来からエレベーターで降りようとした時の事、紺のユニフォームを着たDrを見た。
ただのDrではありません。
杖をつきながら歩いているDrなのです。
前に見掛けたDrかな?

MRIは、撮影前に問診表を毎回書かされます。
禁忌事項や間違いの無い様にする事なんだと思います。
書き終わると、技士さんが目の前を通る。
杖をつきながら歩いている技士さん。
他にも義足かな?脚の悪い技士さんもいた。
前に、実習先の技師さんから「前の会社では、車椅子に乗りながら検査技師として働いていた仲間は何人も居たよ。」と教えてくれました。
勝手だけど、少し勇気をもらえました。

検査着に着替え、頚の撮影。
真っ直ぐ上を向いていたつもりでしたが、技士さんに修正される。
耳詮をして、頭をベルトで固定。
真面目な話、半分寝ていました。(笑)

昼食後、診察をしました。
MRIで頚髄に脱髄所見は見られない。
MS否定しても良いとの事。
但し、頚椎が側彎を起こしている。
見てみると、確かに頚椎が曲がってる…
麻酔科の履歴を見たN先生。
N先生
「病院に近くなると痛くなる事多い?」


「いえ、その麻酔科は背中の激痛で薬の調整をする為に予約無しで行きました。
背中から腰、下肢と電気が流れる様な強い痛みが出たりしていたのですが、足首だけ飛んで、脚の甲は痛かったです。」

N先生
「うーん…よほど変な病気じゃなきゃ起きないんだよね。脊髄の中が浮くとかなら解るんだけど、参ったね。この側彎が悪さする程のものじゃないけど…。
胸椎もう一度撮ってみる?
それだけ痛いのなら、脊椎の側彎症も有り得るかも知れないです。」

すぐに答えを出せなかった。
頚椎の側彎症でもビックリしているのに、脊椎の側彎症が見つかったら…怖くて、撮影とは言えなかった。
色々と察してくれたN先生は、MRIの撮影を一旦止めて様子を見る事に。
次回の受診日は、N先生がスケジュール的に合わないので、『症状が重くなった時には即電話掛けて、来て下さい。僕が診ますから。』と言ってくれた。

背中は痛いし、もしかしたら撮影した方が良かったのかも知れないけど、答えは出ない。
友人が側彎症で手術していたから、大変なのは想像つく。
自分もそうなったら、怖いなぁ…
お気に入りのバッグを斜め掛けする事が出来ない程、背中は痛い。
肩に掛けていれば、それなりの時間は過ごせるが、長時間は無理でした。背中が痛くて痛くて…

痛みが収まって欲しいし、神経の症状も収まって欲しい。
(>_<)

そう言えば…? [日常]

朝から背中と肩甲骨に始まり、全身にまで痛みが及んできた。
もう、痛くて痛くて…

お昼頃、頓服の痛み止めを飲もうとしたが、力尽きて布団に崩れる。orz
新しく麻酔科から出してもらった頓服薬は、今手持ちの頓服薬に比べて力価が1.5倍です。
でも、保険適応じゃないので昨日は「自費で出します」と言ったけど、保険で出してくれました。

但し、保険適応じゃない薬の為、書類を書かなきゃいけないらしく、これが通らないと次は出せないとか…
なので、“いかに多く出してもらうか”にかかっています。(苦笑)
病院の決まりなのか、1回に頓服は10回しか出せないらしい。
でも、頓服に制限かけていないのに10回じゃあ足りないでしょうと思い、簡単には首を縦に振りません。
先生は、1回のレスキューにつき2袋飲む事にして20袋分を出してもらいました。
試してみたかった薬なだけに、少し嬉しかったし、少し安心しました。
もう、これで痛みが取れなければ、あとはロピオンに頼るしかありません。
但し、地元の病院のDrが打ってくれるかどうかにかかっていますが…(汗)
カルテ残してあるし、大丈夫だと思いたい。。
(;゚ω゚)

ロピオンがあんなに効くとは思っていませんでしたが、やはり内服と点滴の違いでしょうか?
ロピオン速効性あるしね。
(;^^)


そう言えば…
夏場になると、痛みの段階が上がるのは気のせいでしょうか?
昨年とか一昨年の今頃も、確か痛くて困った憶えがあるのですが…

ロピオンの効果 [医療系]

朝から背中は痛かった。
でも耐えられない程の痛みじゃなくて、まだ大丈夫だと思っていた。
病院に着いて、部門の机を全部拭いた。
渡された検体を使っての検査…
ここまでは良かった。

時間が進むにつれ、痛みが酷くなり頓服を何回も飲むけど焼け石に水で、効果なし。
昼休み、生理の部屋に行ってTさんに背中をさすってもらう。
Tさんの手の優しさが身に沁みる。
通りかかったMさんは、「だ、大丈夫!?」と困惑。
さすってもらう事で薬より痛みは取れるが、一時しのぎ。。
OさんにHelpを求めた。
技師長さんを呼んできてもらい、選択を迫られる。
カルテのある地元の病院に行くか、大学病院に行くか…
麻酔科は、行けても金曜日…
技師長さんに相談した結果、「木曜日はゆっくり寝てて金曜日に麻酔科に行ったらは?」でした。
私も、最善の策はそれしか無いなと思った。
更に技師長さんから
「本当に処置が必要な時、どうすれば良いか分からないから資料とか、手紙として何かが欲しい。」だそうです。

「さすがに無理し過ぎじゃないのか?
ダメだ、こんな無理の仕方は!」
技師長さん、怒っていた。
そうだよな…怒るよね。普通に考えても。
私の気持ちを汲んでくださり、色々と無理だと思う様な事もさせてくれました。
体調とか、危なっかしいと思っていたでしょう。
技師長さんは、私が頻脈で救急外来受診した時も一緒にベンチに座って、体調を気遣ってくれて、受診が終わるまで検査室で待っていてくれた。
体調悪くて、横になっている時も何度も横に来てくれて、声を掛けてくれた。
もう、どれだけ迷惑掛けた事か…
私が言えるのは、「すみません」の言葉だけ。


帰りの電車の中、痛みに耐えながら、悔しさと情けなさで泣いていた。
エーラスで、全身のある程度の痛みを我慢して、自分をなだめながらやってきた。
ここまで来たのに、痛みが足を引っ張るなんて…
自分は、こんな事も出来ないんだ…
本当に、何で自分がこの病気なんだろう?
あまりにも辛すぎる。


傷心のまま帰宅。
リビングで横になり痛みに耐えながら、母親に背中をさすってもらう。
でも、痛い。。
ムダかも知れないけど、地元の病院に何か方法がないのか?すがる気持ちで母親に付き添ってもらいながら地元の病院に行った。
実習中は、痛みで涙がボロボロ流れ、自制心で叫ばない様に何とか耐えた。
待合室では、涙こそ流れないけど必死に耐えた。

診察室に入ると、うわぁ…と思った。
この間の脳貧血後の私を診たDrだった。
自分の中のシャッターが下がるのが分かった。
どうやらT先生と言うらしい。

T先生
「えっと、お久しぶりです。」


「あ、はい…」

T先生
「今日は、背中が痛いんですか?」


「実習中、痛みで泣きながら実習していたら止められてしまい帰ってきました。
痛くて痛くて何度も頓服飲んだんですけど、吐き気の副作用が出るので、麻酔科のDrは制限を掛けないのですが、自分の中である程度制限を掛けています。
今もそこそこに吐き気がするので、頓服は飲めません。」

T先生
「うーん…今でもここまで痛み止め使っているとなると、ソセゴンの注射位ですね。」

ソセゴンと聞いてギョッとした。
私が飲んでいる薬にソセゴンは、基本的に使うのは良くない。
苦し紛れに私が出した答えは…

「ロピオン使えませんか?」

T先生
「注射のロピオンですか?
いや、使えますよ。点滴の形になりますが…そうですね、時間にして1時間は掛かりますけど良いですか?」


「大丈夫です。」
母親もお願いしますと言ってくれたので、ロピオン静注する事になりました。
前は、「痛み止めの注射なんか無い!」と怒られたけど…いつから使える様になったんだろう?

救急外来に移り、ベッドを借りてロピオンを静注する事になったが、途中顔も見たくない&声も聞きたくないDrが居て、思わず眉をひそめていた。(と言うか、睨んでいたの方が正しいな…)
詳しくはコチラ
バッチを白衣に付けていて偉いんだか何だか知りませんが、言葉足りない、言い回しが分からないで、同じ病院の上司に投げたDrです。
もう、二度とこのDrはパスしたいです。
(-_-;)


NEC_0366.jpg
救急外来でロピオンを打ってもらうと、あれだけ痛かった背中の痛みが徐々に和らぎ、関節の痛みまで軽くなった。
へぇ、NSAIDsなのに優秀だなぁ…と思ってしまった位。
おおよそ1時間で終わり、看護師さんをナースコールで呼んだら、実習先の技師さんに顔がそっくりな看護師さんが来た。
すると、T先生がやって来て「どうですか?」と。
なので、私は「あのボロボロに泣く位の痛みが、かなり落ち着いてくれました。」と答えました。
先生もビックリしていました。

私は、痛みがこんなに取れる事もビックリしたけど、ロピオンが外来で使える事にビックリしました。
前に、かなり強い痛みで外来受診した時にDrから言われたのが
「痛み止めの注射なんてありません。」と…
私が「ロピオン使えないんですか?」と聞いたら
「ロピオンなんて外来で使えない。」と返ってきた。
でも、整形外科の外来でロピオン静注している患者は何人も見た。
それだけに、使えないと言われた事がショックだった。


「あの、いつからロピオン外来で使える様になったのですか?」

T先生
「え?僕は、普通に外来で使っているよ。何で?」


「いや、痛みが強くて外来受診した時に「痛み止めの注射なんか無い」と言われた上に「ロピオン使えませんか?」と聞いたら「外来でロピオンは使えない」と言われました。」

T先生
「変だな…ここの病院の外来でロピオン使っている医者結構居るし、僕は使いますよ。」
(^^)

ロピオン使えるなら、もっと早くに使いたかったです。NSAIDsなんだから…orz

T先生とのやり取りは、次の記事で…

脳貧血 [日常]

木曜日、立ったまま実習をやっていたら頭から血の気が引いていく感覚に襲われ、立っていられなくなり椅子に沈没。
視界がぼやける…
昼休み、ご飯なんか食べれず別の部門の部屋で休んでいましたが、体調悪い。
技師長さんに頼んで仮眠室のベッドに横になって10分経った頃、今度は頻脈になり頭痛が起きた。
これは、実習やっていちゃマズイと思い早退。

地元の病院へ…
しかし、嫌な医者に当たった。
「どこかで出血していたら緊急性高いんだけど…即何かが起こる訳じゃないし。
そう言えば、エーラス・ダンロス症候群って珍しいんでしょ?
自分、初めて見ました。」
そんなに物珍しいですか?
何か、話していて不愉快。。


「エーラス・ダンロス症候群のⅢ型は、自律神経の調節機能不全が指摘されているそうですよ。」

内科Dr
「そうなんですか?
だから循環器にかかる程の頻脈起きているんですね。
そうなると、立ちくらみは血圧が下がってしまって、それをどうにか上げようとした結果、頻脈と血圧が上がってしまったんですね。」
寝た状態と、起きた状態でどの程度血圧が変わるのか試したが、何も言って来ない。
この状態だと、変化無いの?
体調悪くてカルテ見る余裕すら無い。

内科Dr
「今も体調悪いですか?」


「悪いです。」
と言うか、体調悪いから来ているんでしょ!

内科Dr
「病気特有の症状だと言うのと、出来る事が無いので家で様子見てくれませんか?」


「分かりました。有り難うございました。」
(-_-;)

“エーラスだから我慢しろ”と言うのは聞き飽きた。
寝ているしか方法無いなんて、悲しい。

循環器のM先生からは、レートが80で血圧も上が130あるから、メインテートを2.5mgじゃなくて5mg飲んでも良いかな…とは言われたけど、2.5mgでこう言う状況になるのなら、怖いな…
どうしよう…orz


昨日も、実習行ってきました。
何も教えてくれない技師さん。
試薬と検体が渡されて、変な結果が出ると文句ばかり。
傷付くような嫌味も言われました。
今の状況、辛いです。
でも、負けていてはいけません。
自分で決めた事、最後までやらないと…
味方になってくれる技師さんも居るし、何かあっても何とか切り抜いていきます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。